今月に入って長い事悩んでいた事に少し好転の兆しが見えました。
5〜6年程前から、肩から背中にかけて痛みを感じていたのですが、
その頃は今よりも仕事が忙しく、毎日の様に一日中座りっぱなしの生活だった事あり、
ただの肩こりだろうと思っていました。
しかし、時間が経つにつれ、痛みの範囲は首や腰へ広がり、
次第にしつこい頭痛と耳鳴り、手や足が痺れる事も…
気になっていくつかの病院で診て頂いたのですが、
これと言って原因が見つからず、そうこうしているうちに
痛みは強くなり、様々な不定愁訴も現れ始めました。
数年前から友人の勧めで日本医大の東洋医学科に通い始め、
ある程度の症状は改善したのですが、痛みの問題はずっと残り続けました。
実は自分、生まれる時にトラブルがあり、予定日よりもかなり早く母体内で心停止、
薬を使って強制的に出産、蘇生といったプロセスがあり、
それが原因の虚弱体質による症状もあったので
東洋医学的なアプローチが効いた部分もあった様です。
そして少し前に、紆余曲折在り「
線維筋痛症」という病名を知りました。
wikiなどを見るとあてはまる事や気になる事も多く、一度専門医に診てもらおうと思い至りました。
webで調べてみると、線維筋痛症学会という組織があり、そこにコンタクトを取りました。
規定の問診票を提出し、症状を検討して頂いた結果、
専門医のいる病院を紹介して頂く事ができました。
そして、先週、初めての診察を受けに病院へ。
沢山検査をしたのですが、結果が出るのも早く、
診察→各種検査→検査結果待ち→診察
で3時間強ととても早く技術の進歩を感じました。
診断結果としては、「線維筋痛症で間違い無いだろう」との事でした。
原因としてはまだ判らない事が多いらしいのですが、
最近認可された良い薬も在り、症状を大幅に抑えることはできる様です。
まだ治療を始めたばかりですが、処方された薬と相性が良いようで、
少しずつ、痛みは和らいでいます。
少し前までは体の痛みで眠れなかったり、
寝てもすぐ起きてしまったりする事も多かったのですが、
薬を飲み始めてからはだいぶ寝られるようになりました。
今は薬を飲みながら「うまく付き合っていく」病ですが、
将来的に画期的な治療法が確立されるかもなので、気長に待ちたいと考えています。
そんなこんなであまり頑張れない時も在りますが、
ゆっくりまったり生きて行きたいなぁ…と思う今日この頃でした。
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