今回の日記は、11月の20日(月)に体験した粉瘤腫切除の日帰り手術をに関して書きたいと思います。
事の始まりは背中にできた小さなニキビの様なもの。
見つけたときは「すぐに治るだろう」と思っていたのですが、数か月後、気が付いたら思いの外大きくなっていました。
やや強めの痛みもあり、寝る時に気になったので地元の皮膚科を受診しました。
そこでの診断は炎症性粉瘤腫。
どうやら大きくなっていた粉瘤腫に何らかの影響で感染が生じ、炎症を起こしていたようです。
根本的な治療法は切除しかなく、炎症も起こしていたので大きな病院で診てもらった方が良いだろうということで、いつもお世話になっている、日本医科大附属病院へ紹介状を書いて頂きました。
後日、改めて日本医科大附属病院で受診の結果、地元の病院の先生の見立て通り炎症性粉瘤腫だったので、1週間ほど抗生物質を飲んで炎症を取り除いてから手術という算段に。
しかしながら1週間で炎症がおさまらず、もう1週間ほど抗生物質を服用することに。
さらに1週間後に受診の結果、炎症がおさまっていたので、切除手術となりました。
手術当日、30〜40分ほどで終わる簡単な手術ということだったのですが、念の為に友人のMさんに同伴して頂きました。
体温や血圧等の簡単な検査をして、手術着に着替えていざ手術室へ。
手術室にはポップで心地よい曲が流れ穏やかな雰囲気。
最初の麻酔の注射が結構痛かったのですが、麻酔が効いてからは患部の感覚はほとんど無くなりメスが入っても気が付かないほどでした。
局所麻酔、覚醒下での手術だったので医師や看護師さんと会話しながらの手術だったのですが、どうやら実際に患部を切り開いてみたら嚢腫が想定よりも大きかった事と、炎症期間が長かった為に、筋組織等との癒着が強く、切除に苦労されていたようです。
嚢腫の大きさ故、深く切り込まなければならず、最初の麻酔だけでは範囲が足らず、医師と話しながら痛みを感じたら麻酔を追加してもらいながら進めて頂きました。
最終的には直径6センチほどの嚢腫が摘出され、傷の長さは8センチほど、手術時間は2時間弱と予定よりもだいぶ長引いてしまいました。
手術後、大きな痛みなどは無かったものの、麻酔を何度も追加した為か、ふらつきと倦怠感があり、足元が若干おぼつかない感じに。
Mさんに同伴して頂いて大正解でした。
当日はMさんに家まで送って頂き、翌日はしっかりと休み、現在、経過は良好な感じです。
摘出した嚢腫は念の為に生検をして頂きました。
来週、傷口の抜糸と生検の結果を聞く為に改めて受診の予定です。
変なものが見つからないと良いなぁと願いつつ、まだ完全にふさがっていない傷に注意しながらもう少し養生しようかと思う今日この頃でした。
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